【災害への知識】福祉避難所とは?高齢者を持つ家族は知ろう

「福祉避難所」についてご存じですか?ここ10年内に東日本大震災を始めとした大きな災害が各地で起こっています。

ぜひ皆さんに災害が発生した際、福祉避難所を利用できるようにまとめることにしました。この記事を読むことで、高齢者のいる家族が災害の時にど動けばよいのか、また備えておくべきことについて知識を得ることができます。

目次

福祉避難所ってなに?

内閣府防災担当発行の福祉避難所設置・運営に関する ガイドライン

平成20年に「身体等の状況が特別養護老人ホーム又は老人短期入所施設等へ入所するに至らない程度の者であって、避難所での生活において特別な配慮を要する者であること。」と掲載。

つまり、要配慮者(高齢者、障碍者、乳幼児妊婦、病弱者といった弱者)とその家族が災害時の環境下におかれても良好な生活環境を保ことができるように支援や助言を受けられるようにすることを目的としています。これは災害についてまとめている、災害対策基本法の施第20条の6第5号にも同様の内容がしっかりと規定されているんですよ。

具体的にはどんなことに設置されるの?

・避難所となっている小中学校や公民館などの施設
・デイサービスセンター、小規模多機能施設、老人福祉センター等
・民間障害者支援施設・公共障害者支援施設
・児童福祉施設、保健センター、特別支援学校等
・公共宿泊施設・民間宿泊施設等

避難所に指定される場所は下記のような条件が満たされており安全性が保たれています

1)耐震、土砂災害・水害特別警戒区域外といった安全性が確保されている建物 
2)危険物を取り扱う施設等が近隣にない 
3)バリアフリー化されていることが原則
4)要配慮者の避難スペースが確保されている

どうやって利用できるの?

福祉避難所は、災害が起こった直後にすぐ設置されるものでないこと、避難所の利用を希望したからといって誰でも利用できるわけではないという2点は留意しておきましょう。

福祉避難所が設置されるタイミングは、災害発生より状況に応じて市町村が設置することになります。そのため具体的に設置される日数は決まっておらず、一般の避難所で情報を収集することが必要に。

また民生委員や障碍者団体が、避難者の中がら情報収集をし、一般の避難所にいる要配慮者の中で優先度の高い人から福祉避難所に案内できるようにします。

災害に備え、要介護の高齢者を抱える家族が準備しておくべきものとは?

福祉避難所が用意される、案内される前に災害時のためにどのようなものを準備しておけばよいのでしょうか。

災害時に合わせ用意しておく基本の物(*1)は、自治体等が啓発している非常袋と内容はかわりません。ここでは要介護の高齢者に合わせ必要なものをご紹介します。

紙オムツやおしりふき等の衛生用品は多めに用意しましょう。
⇒普段利用する枚数を検討し、5日~1週間分は準備をしておきます。物資が直ぐに届かないことや、不足することが予想されるからです。またこれらのものは、身体を拭くことや、負傷を際の手当に代用することもできます。

高齢者でも食べやすい、食べなれたレトルトの食品を用意しましょう
⇒避難所で配布される食べ物が、高齢者には食べづらいものである可能性があります。
また認知症を持つ高齢者の場合、普段食べ慣れないものを食事としてだされても、摂取しないことがあります。そのため食べなれたレトルト食を用意することは大切です。本人の好きなお菓子なども大切です。いつもと異なる環境で非常にストレスにさらされることになりますから、お菓子を食べることで空腹が満たされたり、ストレスの軽減になることが期待されます。

医療機器の予備バッテリーの確保
⇒人工呼吸器、携帯用酸素や輸液ポンプと言った電源が必要な医療機器を利用しながら在宅で生活する高齢者も多いはず。非常時は停電が予想されるため、生命維持に直結するこれらの医療機器を使用している場合は、必ず予備のバッテリーの用意をします。非常時の機器の取り扱いを今一度確認しておくことも必要でしょう。機器を取り扱っている業者などから指導をうけます。

常用薬の用意
⇒災害時に常用薬が手に入らないことも予想されます。そのため、自己判断せず、かかりつけ医に常用薬について相談します。非常時にどの薬をどれだけ持っておくべきかです。また、薬の調整についても聞いておきます。例えば、毎日内服する血圧の薬や血糖をコントロールする薬です。
また頓服薬についても同様のことが言えます。症状出現時に使用する薬が頓服薬です。必要時に内服できるように用意しておきましょう。

まとめ

いつ起きてもおかしくないのが災害です。地震、洪水、大雨と日本は災害の多い国ですか ら、今日からでもご家庭の対策を見直してみませんか?一人暮らしの要介護者を持つ家族の 方、有事の際に一人でご家族が過ごすのは不安なはず。

ぜひ東住吉介護センターにご相談ください。

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