【要注意】骨粗しょう症の原因と予防

骨粗しょう症という病気についてあなたはご存じですか?加齢による生理的な面が深く影響する骨粗しょう症ですが、現在骨粗しょう症と診断されていないあなたも、要注意です!
この記事では、骨粗しょう症の原因と対策についてご紹介していきます。

目次

骨粗しょう症ってなんですか?骨の仕組みから知りましょう

私たち人間の持つ骨の数は、206個と言われています。
その骨は硬く、無機質なイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、骨は生きていることをご存じですか。
その証拠として、新たに骨が作られる「骨形成」や、骨を溶かして古くなった組織を壊す「骨吸収」を常に行い、新陳代謝の働きをしています。

また、新陳代謝に関わるのは、骨に存在する、次の細胞たちです。
「骨細胞」と呼ばれる、骨形成・骨吸収の管理をしている細胞、「破骨細胞」は骨吸収を行い、「骨芽細胞」は骨形成をおこないます。

しかし、さまざまな原因により、骨吸収と骨形成の機能のバランスが崩れてしまいます。
骨吸収と骨形成のバランスが崩れ、骨の密度が低下すると、骨はスカスカになってしまいます。これが骨粗しょう症です。
骨粗しょう症になった骨の中身は、まるで、へちまのスポンジのようです。骨粗しょう症は、立派な病気です。

また、骨は人間の体に存在するカルシウムのうち、99%が骨の中にあり、残り1%は血液(細胞内)や筋肉(細胞外)などに存在することがわかっています。細胞内外に存在する1%のカルシウム濃度によって、生命維持に影響が出るほど、大切なものです。
骨は、この細胞内外のカルシウムのコントロールにも使われており、骨は、カルシウムの銀行とも言えます。

骨粗しょう症の原因はなんでしょうか

では、骨粗しょう症はどのようなことが原因で発症するのでしょうか。

最大の原因は加齢によるものだと言われており、男性より女性が発症しやすいことも分かっています。
その理由は、女性の骨密度が最も成長するのは、18歳で、以降は40代半ばごろまで、骨密度を維持し続けるからです。
その後、50歳を境に、骨密度は低下すると言われています。女性は50歳前後から、女性ホルモンが乱れ、閉経へと向かいます。
女性ホルモンの中でも、エストロゲンと呼ばれるホルモンは、骨吸収の働きを緩やかにし、カルシウムが解けることを抑える働きがあると言われています。
そのため、閉経してしまうと、骨吸収が進み、急激に骨密度が現象することがわかっています。そのため、男性よりも女性の発症率が高くなるのです。割合にして、骨粗しょう症の8割の患者は女性だと言われています。

他にも、無理なダイエットも骨粗しょう症の原因になると言われています。思春期を含む成長期は、丈夫な骨を作るのに大切な時期で、同時期にカルシウムも貯蓄されていきます。
そのことからも、極端なダイエットは将来の骨密度に影響がでると言われています。

また、運動不足も骨粗しょう症の原因です。
適度な運動をすることで、骨に刺激を与え、負荷がかかり骨を成長させる細胞が活発になります。
喫煙も骨粗しょう症に繋がると言われています。
胃腸の働きを悪くさせ、食欲を低下させることがあり、カルシウムの吸収を防いでしまうことからです。
飲酒については、カルシウムの吸収には影響がでませんが、アルコールの利尿作用で、カルシウムを、尿から必要以上に排泄させてしまうことがあります。
そのため、飲酒も骨粗しょう症の原因の一つと言えます。

骨粗しょう症にならないための予防とは

骨粗しょう症は、加齢によるもので、やむを得ない病気であるとも言えます。しかし、対策を取ることができるとも言われているため、今から取り組んでいきましょう。骨粗しょう症に対しての対策は次の3つに分かれます。

1・食生活の改善
1日3回バランスの良い食事を摂りましょう。
主食・主菜・副菜を揃えるようにします。
加えて、カルシウムの摂取量を増やします。小松菜や春菊のおひたしといった緑黄色野菜の小鉢を加えたり、ひじきなどの海藻類を含めた料理を作ります。
また、豆腐もたくさんのカルシウムが含まれています。高齢者の場合、1日に200mg程度の牛乳・乳製品を摂ることが推進されています。
牛乳に例えると牛乳瓶1本分になります。

2・骨に刺激を加える運動をする
骨に刺激を与えることで、カルシウムの生成が促進されます。
ジョギングやウォーキングは骨に刺激を与えるだけでなく、ビタミンDの生成も促すためお勧めです。
ジョギングやウォーキングは外で行いますが、日光に当たることで、体内では、ビタミンDが生成されます。
ビタミンDはカルシウムのバランスを整えたり、骨の健康を保ちます。

他にもダンベルなどの筋トレで、筋肉の緊張弛緩の刺激をもって、骨に刺激をあたえることができます。
現在の骨の状態や、日頃の活動度合いにより、どのような運動がお勧めできるかは、人によります。必ず、整形外科医やかかりつけ医などの専門家に相談しましょう。

3・禁煙をする
喫煙は骨密度の低下の原因であると言われています。
その理由は、タバコに含まれるニコチンは、血液の流れを悪くします。
すると、胃腸の働きも低下してしまい、カルシウムの摂取を妨げる原因と言われます。
また、骨の吸収をゆるやかにする、エストロゲンの働きを悪くすることも分かっています。

まとめ

骨粗しょう症は、新たな骨を作る「骨形成」と古い骨の組織を破壊する「骨吸収」のバランスが崩れることで起きると言われており、加齢と深く関係していると言われています。
閉経後のホルモンバランスの減少から、男性と比較し、女性の方が、かかりやすいことが分かっています。
他にも、カルシウムの蓄積の不足から骨粗しょう症になりやすいとも言われており、成長期の無理なダイエット等が原因であるとわかっています。
しかし、骨粗しょう症にならないための対策もあり、食生活の改善、運動をする、禁煙などが勧められています。

介護の相談窓口
  • 「今後の生活環境が変わる事への不安」や「介護を使って生活をどうデザインをしていったら良いか」など介護は協力体制で成り立っております。 ちょっとでも解決できる、ストレス軽減できる記事を目指し、一つの相談場所のメディアを目指しております。

予防病気

4件のコメント

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です